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古来より幾度となく繰り返されてきた格闘大会。力と力、技と技がぶつかりあうさまに人々は熱狂し、さらなる刺激と興奮を求めてそのスタイルは進化を遂げてきた。
もっと過激な闘いを―そんな人々の欲求は、やがて新たな異種格闘技大会を生んだ。 その大会にはルールなど存在せず、ただ相手を倒すことだけが要求された。数々の熾烈な闘いが繰り広げられ、試合中に命を落とす者も少なくなかった。しかし、大会優勝者に与えられる莫大な賞金と名誉を求め、無謀にも大会に参加する格闘家は後を絶たなかった。
試合の完全決着を望む声が高くなると、ひとつのシステムが生み出された。リング外周に設けられたデンジャーゾーン さらに、闘いの勝敗には多額の金が動くようになり、賭けそのものが合法的に行われるようになっていった。 いつしか大会はその規模を拡大し、世界各地から強者が続々と集まるようになった。大会は世界中に中継され、その存在は誰しもが知るところとなった。 今年もまた大会が始まろうとしていた。 格闘家たちは過酷な舞台へと上がっていく。それぞれの想いを心に秘めて・・・。 人々はこの闘いを「デッド・オア・アライブ」と呼んだ―。 |
DOATEC
(Dead Or Alive Tournament Executive Committee)
世界異種格闘技大会 ”デッド・オア・アライブ”大会執行員会
当初は地域大会であったが、人気を博すにつれて大会は大規模なものとなっていき、勝敗をめぐって金銭のやりとりが行われるようになった。現在では試合の模様は世界中に中継され、公式に賭博の制度が設けられている。
そのため大会運営にあたり莫大な金が動くようになり、大会の執行委員会代表、フェイム・ダグラスは莫大な財を築いて世界的大富豪にのし上がった。DOATECは大会主催のみならず、その利益を元手とする世界的な大財閥となり、政界・経済界にも大きな影響を与えている。
このためその財をねたむ集団等からの圧迫が増しており、フェイム・ダグラスは自分の身を守る精鋭部隊を組織した。D・O・A大会はそのための人材スカウトの役割をも持つこととなった。(過去の大会優勝者の何人かはフェイム・ダグラス直属の部下となっている)
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