ビリー・リー ジミー・リー        

 
     

   
  ダブルドラゴンⅡ
ザ・リベンジ(PCE版)
ダブルドラゴン3
ザ・ロゼッタストーン
リターン・オブ・
ダブルドラゴン
ダブルドラゴン・
アドバンス
 
 

双戴龍ダブルドラゴン

テクノス

 アーケード(1987年6月

メガドライブ(1993年米国発売)4メガ

 

Xbox360(2007年5月9日配信)

 

元は『熱血硬派くにおくん』の続編として企画されていたが、最終的に個別のシリーズとなり、ベルトスクロールアクションというジャンルが生まれた。北米では日本以上の人気をほこり、アメコミやテレビアニメはもちろん、海外での販売元であるTradewest社によるオリジナルの続編や『バトルトード』とのクロスオーバーといった海外のみで発売された作品も多数存在する。しかし2年後にカプコンの『ファイナルファイト』が登場するまではダブドラ系とまで呼ばれていたこのジャンルだが、ファイナルファイトが登場したことですっかり金字塔の看板を奪われてしまった・・・
一時期XBOXライブで配信されていたが、配信元であるEmpire Interactiveが経営破綻してしまったため現在はダウンロード不可となっている。

 

双戴龍ⅡThe Revenge

テクノス

 アーケード(1989年3月

メガドライブ(1991年12月20日)4メガ

 

PCエンジンSuperCD(1993年3月12日)

 
前作でわざわざ救い出したヒロインが、いきなり冒頭で撃ち殺されるシーンから始まるダブルドラゴン2。前作が元々『熱血硬派くにおくん』の続編として作られるはずだったためか、今回は操作性が『くにおくん』のように右攻撃と左攻撃でボタンが分かれており、ファンの間で賛否両論となった。アーケード版ではプレイヤーの色が ビリー→紺、ジミー→白 に変更されている以外グラフィックのスタイルは前作とほぼ同じだが、PCエンジンスーパーCDでリメイクされた際にグラフィックが一から書き直され、ストーリーモードではCDの容量を生かしたアニメによるフルボイスのデモシーンが追加された。

 

   

   

   
    まさお くにお   ロニー サニー   セイメイ タイメイ    
    大山 兄弟   ユキーデ 兄弟   陳 兄弟    
 

ダブルドラゴンザ・ロゼッタストーン

販売:テクノス 開発:イーストテクノロジー

 アーケード(1990年11月)

メガドライブ(1992年米国発売) 8メガ

前作で賛否両論だった『くにおくん』風の操作性から元のスタイルに戻し、グラフィックもリアル調にアレンジされ、リー兄弟以外にもチン兄弟、ユキーデ兄弟、大山兄弟から選択できるようになった。同一人物かどうか不明だが、大山兄弟の2P側の方は下の名前が「くにお」だったりする。しかしゲーム自体はテクノスではなく、イーストテクノロジーという、後にタイトーの『サイレントドラゴン』を開発した会社による外注で、キャラの動きがカクカクだったり単純にゲームバランスが悪いことで、シリーズ中1番の嫌われモノとなってしまった。一足先に発売された海外版では、ショップで技や武器を(現実の金で)購入するというシステムが搭載されているが、これがまた更に不評だったようで(あたりまえ)、唯一の家庭用移植は海外のメガドライブでのみ発売されている(ファミコンの同名作品は別物)。

 

リターン・オブ・ダブルドラゴン

テクノス

スーパーファミコン(1992年10月16日)

8メガ

タイトル名は違うが「ダブルドラゴン4」的ポジションにあたる。スーパーファミコン専用ソフトということで海外での題名は『スーパーダブルドラゴン』。初めて2P側のジミーが『単なるビリーの色違い』ではなく、髪型のグラフィックが差別化され、前作までとは比較にならぬほどに技のバリエーションが豊富になっているが、この時期になると押し寄せる格ゲーブームの波とカプコンやコナミといった大手の同ジャンル作品に圧され気味だったようで、ベルトアクションとしてはシリーズ最終作となった。
ちなみに日本では未発売の『ダブルドラゴン5』は、アメリカの販売元Tradewest が担当した、海外アニメ版をベースにした格闘ゲームだが、日本のネオジオで発売された方の格ゲーとは比較にならぬ程に出来は悪い。

 

ダブルドラゴン・アドバンス

販売:アトラス 開発:ミリオン

ゲームボーイアドバンス2004年3月5日

32メガ

テクノス倒産から8年の月日が経ち、新たに版権を取得したミリオンからアトラス販売でリメイクされた。基本的には初代のリメイクだが、シリーズの集大成的な作品で、ステージの合間に入るストーリーのデモシーンが追加されており、一新されたキャラデザインはかなり『北斗の拳』を意識していると思われる。