アシュラブレード
















ヤシャオウ ゴート ローズマリー ザンビー タロス
 









アリス フーティー ライトニング カーフュー シャドウガイスト
 

アシュラブレード

フウキ

アーケード(199811

「フウキ」というほとんど聞いたこともなかったメーカーから、月刊ゲーメストでも読んでなければその存在すら知ることもなかったほどにヒッソリとアーケードでリリースされた、意外にもクォリティの高い武器格ゲー。グラフィックはカプコンの『ヴァンパイア』シリーズにも劣らぬほどに滑らかな動きと派手な演出で、操作は弱、中、強の3ボタンという割とシンプルかつ連続技は決めやすく、ゲージを溜めて放つ超必殺技はもちろん『マーブルVS』シリーズのアドバンシングガードのような押し返し、『水滸演舞』のような武器投げ素手モード、2ボタン同時押しのふっ飛ばし攻撃、起き上がり移動など、それまでの2D格ゲーで考えられる要素はほぼ取り入れている。さらにマジックブーストという、ゲージは消滅するがキャラによって効果の異なるパワーアップができる独自のシステムも取り入れている。使用可能キャラはデフォルトの8人と隠しでボスキャラの2人の計10人とちょい少なめだが、時期的に格ゲーブームもピークを過ぎた頃にリリースされたせいか残念ながら家庭用移植はされず、その存在を知る一部のコアな格ゲーマニアにだけ評価されている隠れた名作と言える。

 












チェンマオ レオン シッタラ ジンスケ ロクロウタ ナナミ
 

キング

アシュラバスター

フウキ

アーケード(200012) 

 

前作以上にこれまたひっそりとリリースされた続編。前作からデフォルトキャラのフーティとライトニング、ボスキャラのカーフューとシャドウガイストの4人がリストラされ、新キャラのチェンマオ、レオン、シッタラ、ジンスケ、ロクロウタが追加され、隠しとしてアリスの別バージョン「アリス!」と対戦相手と同キャラに変身するナナミも使用可能。新しい中ボスの巨大ナメクジ、ヴェヴェールと、『マーブルVSカプコン』のアポカリプスのような大型ボス、キングは使用不可能。システム面では通常投げがなくなった変わりに↓↓攻撃ボタンで出せるガード崩しや、吹っ飛び中に3ボタン同時押しの空中回避が追加され、最大の見所はKOされた時に3ボタン同時に押すと体力0の状態で起き上がり、二人ともゲージが使い放題の状態で10秒間の延長戦に持ち込むことができる「ラストスタンド」という新システムが追加された。