マーヴル・スーパーヒーローズ
 


 





キャプテン・アメリカ スパイダーマン ハルク アイアンマン ウォーマシン
 
 


 

 

サイクロップス ウルヴァリン     ガンビット ストーム サイロック ローグ

 



アイスマン コロッサス オメガレッド シルバーサムライ スパイラル
  
 

 

 


 

センチネル セイバートゥース ジャガーノート マグニートー
 







 

 



 

 


べノム シュマゴラス ブラックハート ドクター・ドゥーム
 







 

 

 

サノス アポカリプス オンスロート









 

 

 

 

 

 

 

ケーブル マロウ

 

VSシリーズのカプコン キャラはこっち

 

 

エックス・メン

アーケード(94年12月)CP-システムⅡ

サターン(95年11月22日)

 プレイステーション(米版発売)

どういうわけかマーヴルのゲームを製作することになったカプコン。カプコン(USA?)がアメコミ好きだったのか、マーヴルがストⅡで一躍有名になったカプコンにゲームを作ってほしかったのかどうかはわからないが、とりあえずカプコンがエックス・メンの格闘ゲームを作ることになった。日本人には好き嫌いが激しいアメコミ調のデザインも、かなりジャパ二メーション風に書き直されている。格ゲー初のオートガードや↓↑のコマンドで出せるスーパージャンプの他にもベクトル理論というものが搭載されており、すべての動作に「力の大きさと向き」が設定されていて、アッパーで相手が上に吹っ飛んだりストレート系で横方向、キャラクターの体重によって度合いが違ったりする。とにかく派手さを追求したようで空中コンボやラウンドの合い間に追い討ちを当てたりすることもできる。隠しでスパⅡXの豪鬼も使えたり、サターン版ではVSモードで中ボスのジャガーノートも使えた。なおプレステ版はあまりの出来の悪さゆえに日本では発売中止になったが、アメリカではカプコンの前にマーヴルの権利を得ていたアクレイムがサターン版と一緒に発売。

 

マーヴル・スーパーヒーローズ

アーケード(95年11月)CP-システムⅡ

サターン(97年8月8日)

 プレイステーション(97年9月25日)

一応エックス・メンの続編に当たるが、ウルヴァリン、サイロック、ジャガーノート、マグニートーを除くすべてのキャラがX-MEN以外のマーヴルコミックスキャラであるスパイダーマンや超人ハルクなどになっている。本作では『インフィニティ・ジェム』という、パワー、タイム、スペース、ソウル、リアリティ、マインドの六種類のジェムを集め、一定時間そのジェム特有の特殊能力を得ることができる。空中コンボを更に進化させたエリアルレイヴも初登場した。家庭用ではボスキャラのドクタードゥームとサノスにもちゃんとエンディングが用意されている。しかしサターン版は拡張ラムカートリッジを使用するが、使っても使わなくても体のデカイキャラが表示されると処理落ちが結構ヒドイ。プレステ版はアニメーションパターンをかなり削っているにもかかわらず処理落ちから逃れられなかったようだ。

 

エックス・メン VS ストリートファイター

アーケード(96年9月)CP-システムⅡ

サターン(97年11月27日)4M拡張ラム

プレイステーション(98年2月26日)

とうとうやっちまったかって感じで出たクロスオーバー作品の第一弾。『日米ヒーロー対決遂に実現』とか言われてたが、エックス・メンがアメリカを代表するのはわともかく、ストリートファイターが日本を代表する存在とも思えないのでマーヴルVSジャンプとかじゃないと・・・とはいえ、確かにストリートファイターシリーズのキャラ達が超人化されたのを始めて見た時は多少興奮したものである。ゲーム中に何度でもパートナーを交代できるタッグシステムは斬新で、以後多くの格ゲーに取り入れられ、パートナーと二人で超必殺技を食らわすヴァリアブルアタックは当時ド肝を抜かれた。キャミィもシャドルー時代の衣装で復活し、超ドでかいラスボスのアポカリプスがボーナスステージっぽい作りになっていたのも印象的だった。サターン版はSNK作の1メガ拡張ラムカートリッジでは物足りなかったのか、カプコンが作り上げた4メガ拡張ラムカートリッジ専用ソフト第一弾になっており、移植度はほぼ完璧でロード時間もほとんど無に等しい。対するプレステ版は『EXエディション』などと名乗りながらも肝心のヴァリアブルシステムがハードの性能の都合で排除されており、VSモードでアポカリプスが使えるという点以外はすべての面においてサターン版に劣る。

 

マーヴル・スーパーヒーローズ VS ストリートファイター

アーケード(97年7月)CP-システムⅡ

サターン(98年10月22日)4M拡張

プレイステーション(99年2月25日)

ヴァリアブルアシストというシステムが導入されたという点以外はストリートファイター側はキャミィとナッシュがさくらとダンと入れ替わり、エックス・メン側はウルヴァリンとサイクロップス以外のキャラがマーヴルキャラと入れ替わっただけで内容はほとんど前作と同じ。マーヴルファンにはうれしいことなのかもしれないが、日本のファンはほとんどが超人化されたストリートファイターキャラを使いたいというだけでプレイし、アメリカのファンはほとんど「相手はまたストリートファイターかよ」って感じで人気は日米ともにシリーズ中一番低かったという。メカザンギエフやらシャドーナッシュ、メカ豪鬼などといったふざけきった隠しキャラだけでは飽き足らず、憲麿呂などというあまりにもバカげたキャラを取り入れたことによりマーヴルの編集部を呆れさせ、アメリカ版では取り除くように言われるという失態をみせる。家庭版の出来も前作と同じで、サターン版は4メガ拡張ラムカートリッジで完全移植、プレステ版は『EXエディション』という大層な名前が付きつつ、パートナー交代ができない。メカ豪鬼は両機種とも使用可能になっている。

 

マーヴル VS カプコン

アーケード(98年2月)CP-システムⅡ

ドリームキャスト(99年3月25日)

プレイステーション(99年11月11日)

前作での失敗を反省してか、今度はカプコン側にストリートファイター以外のキャラを参加させた。ストライダー飛竜、キャプテンコマンドー、ロックマン、ヴァンパイアシリーズのモリガン、サイバーボッツからはかなりGガンダムのドモン・カッシュになったジン・サオトメなどが参加。新システムとしてヴァリアブルクロスという、ゲージを2本使用することで使用キャラとパートナーを同時に操り、一定時間2対1状態にすることができるシステムを導入。また、前作からのヴァリアブルアシストはアシスト専用キャラのスペシャルパートナーと呼ばれる22名が用意されており、本来はランダムで選ばれるものの特定のボタンを押すことでパートナーを選択することが出来る。ラスボスもアポカリプスからオンスロートと交代。当時、性能的に最も優れていた家庭用機ドリームキャストでロード時間もほぼ皆無に等しく完全移植。プレステ版は相変わらずラウンド制だが、ヴァリアブルクロスだけはどうにか再現されている。三人同時には読み込めても、4人同時は無理だったようだ。オンスロートは両機種とも使用可能。

 

マーヴル VS カプコン 2

アーケード(2000年3月)NAOMI

ドリームキャスト(2000年3月20日)

プレステ2&X-BOX(2002919

前作のドリキャスでの移植があまりにも上出来だったのか、基板がCPSⅡからドリキャス基板であるNAOMIに代わり、システムも2対2から3対3になり、キャラ数も計56人という他に類を見ない大人数となっている。ドリキャス版はNAOMI基板との互換性を生かし完全移植に加えてビジュアルメモリによるアーケードとの連動や電話回線を使った通信対戦もできるようになっていた。マーヴル側は今まで登場したキャラの総出演になっているが、カプコン側はバイオハザードのジルとスターグラディエイターのハヤトはマトモだが、ヴァパイアシリーズのアナカリスやらオリジナルキャラである『アミンゴ』とかいうサボテンのバケモノといった、これまた謎なキャラが出演している。 背景やエフェクトは、良くも悪くもポリゴンで表現されてたりするが、56人もいると全キャラのBGMを流すのはさすがに無理で、キャラセレクトのBGMも含め、各ステージすべてが格闘ゲームにはかなりウザいジャズ調の音楽になっているのがたまにキズ。さすがに今回ばかりはプレステで移植を試みるのは不可能だったようで2年後ぐらいに次世代機(死語)プレイステーション2やX-BOXにも移植された。

 

サポート専用キャラ
      




















    

メフィスト U.S.エージェント    ジュビリー マイティ・ソー