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SDファイターズ

SEMiCOM

アーケード(96年

 

第一印象はてっきり97年に発売されたカプコンの『ポケットファイター』のパクりかと思いきや、実はそれ以前96年にリリースされてたりする。といっても、96年にはすでにポケットファイターの元となった『スーパーパズルファイターⅡX』は発売されていたので、そちらに影響されてちゃっちゃと造り上げた可能性は大いにありうる。主人公はまさにSNKの某留年高校生を白髪にした感じで、操作は弱、強、投げの3ボタン。弱+強で避け動作、3ボタン同時押しで攻撃力がアップするゲージ溜め、波動や竜巻コマンド+投げボタンであまり役に立たない前転など。使用キャラが頭でっかちで手足がやたら短いせいか攻撃がどうも当てづらく(ポケットファイターでは攻撃の際に手足が巨大化した)、ダッシュのコマンドも普通に→→←←なのに、入力に妙な癖があって出しづらい。おまけにCPUがジッとせず常に襲ってくるせいでゲージを溜める暇もなければ捕まえて投げることもほぼ不可能で、せっかくゲージを溜めても超必殺技らしきものは無く、全体的に微妙な出来。
しかもこーゆーSD系のゲームは『ポケットファイター』のみならず『SD飛龍の拳』や『バーチャファイターキッズ』『にとうしんでん』そしてSD物の元祖『SDガンダム』にしても、元となるキャラクター達がデフォルメされているから「かわいらしい」と感じたりそういった魅力があるんであって、ハナっからいきなりSDっていうのもどうなんだろうと思うのですよ(知らないだけで実はなんか元ネタがあるのかもしれないが・・・)。
ちなみに2
年後の98年に作られた『キュートファイター』という題名の続編も存在するらしい。