ガンダムRX-78   ザクⅡ   ザクⅡ(シャア専用)   アッガイ  
 





νガンダム サザビー ジオング
 







ガンダム キュベレイ ジ・O
 
 

 
   
  フルアーマー・ZZガンダム    ハンマハンマ   クィン・マンサ  
 



ガンダムGP-02 ハイゴッグ ボール





サイコガンダムMK- ノイエジール


















ハイドラガンダム ビグ・ザム
 

ガンダム・ザ・バトルマスター

発売:バンダイ  開発:ナツメ

プレイステーション(97年6月20日)

 

登場する各メカのパイロットがすべて原作とは異なるオリジナルキャラのため、TVシリーズのファンにはイマイチ受けがよろしくなかったが、ゲームシステムは基本的にスーファミ版『新機動戦記ガンダムW: ENDLESS DUEL』を進化させたもので、動きはモッサリ気味になって爽快感が損なわれた代わりに巨大メカの重量感は再現されている。メカのグラフィックはヒューマンの『ファイヤープロレスリング』シリーズでもお馴染みの、体の各部分(頭・胸・肩・腕・腰・脚など)をパーツ別にそれぞれ組み合わせた「モーションパーツシステム」を取り入れたことで、機体がやたらヌルヌル動く迫力のある動きが可能となっており、この技術は後にディンプスの『ランブルフィッシュ』シリーズにも使用された。
使用可能機体は初代ガンダムザクⅡ、ジオング、ジ・O、ZZガンダム、クィン・マンサ、νガンダム、サザビー、ハイゴッグ、ガンダムGP-02の10体で、CPU専用のボス機としてビグ・ザム、ノイエ・ジール、サイコガンダムの3体が登場する。

 

ガンダム・ザ・バトルマスター2

発売:バンダイ  開発:ナツメ

プレイステーション(98年3月12日)

 

機体の数は増えたがキャラやストーリーは相変わらずオリジナル。登場する機体もやはり初期作品のものばかりなので、キャラゲーとしては90年代以降のシリーズのファンにとってはイマイチ不公平に感じてしまう内容だが、むしろ旧シリーズのストーリーやキャラクターよりも、ガンプラや各機体が好きという人向けかもしれない。ボリューム面では前作で使用可能だった10体に加えてCPU専用だった3体と、新しくアッガイ、シャア専用ザク、ゼータガンダム、キュベレイ、ハンマハンマ、ボール、ハイドラガンダムの7体が追加されて合計2倍の20体が使用可能となり、システム面でも超必殺技が追加され、前作ではガード不能だった飛び道具がガード可能となり、使い放題だった避け動作が体力を消耗するようになったり射撃武器に使用制限が付いたりとそれなりの進化を遂げた。

 

 
   
     ウィングガンダム  
 

GUNDAM: BATTLE ASSAULT(ガンダム・バトルアサルト)

発売:BANDAI  USA  開発:ナツメ

北米版プレイステーション(2000年11月6日)

日本版PS2『機動戦士ガンダム』購入特典

日本でバトルマスター2が発売された2年後に、北米向けにパイロットをすべて原作のキャラに統一した別バージョンが『ガンダム・バトルアサルト』として発売され、ハンマ・ハンマを削除する代わりに当時北米で放送中だったガンダムW』のウィングガンダムが追加された(ただし必殺技などはすべてゼータガンダムのコンパチ)。実はそのガンダムW』こそが2000年に北米でTV放送された初のガンダム作品のため、北米における『W』人気の理由はそこにあるわけだが、わざわざゲームオリジナルキャラ達を当時北米においては『W』以外ほぼまったく知名度のない原作キャラクター達に差し替えたのは、いずれ過去シリーズも放送される可能性を見込んでのことだったのではないかと思われるが、結局その後『初代』は放送されたものの「古臭い」という理由で受けず、それ以外の初期シリーズは未だ北米では放送されていない。

その後日本のファンの間でも不評だったオリジナルキャラクターを削除し原作キャラと差し替えたバージョンも需要があるということで、PS2版『機動戦士ガンダム』の購入特典として日本版が限定生産されたが・・・説明書もゲーム中のテキストもすべて英語のままだった。

 

 
 

   
  ゴッドガンダム   ガンダムマックスター   ドラゴンガンダム  

 
     
  ボルトガンダム      ガンダムローズ   マスターガンダム  
 
デビルガンダム
 
 

 
  Wガンダムゼロ カスタム ガンダムデスサイズヘル カスタム  
 



ガンダムヘビーアームズ カスタム アルトロンガンダム ガンダムサンドロック カスタム
 
   

 
  トールギースⅢ   ガンダムエピオン  
 

GUNDAM: BATTLE ASSAULT 2

発売:BANDAI  USA  開発:ナツメ

北米版プレイステーション(2002年7月17日)

 

北米で思いのほか好評だった『ガンダムW』放送終了後の後番組として放送された『初代ガンダム』はどうにも不評だったようで、ならばと次は日本では95年に放送された『Wの前年(94年)に放送された『Gガンダム』が今度は『Wよりも後に北米で放送することが決定したということで、北米向けに新番組の宣伝目的も兼ねて製作されたもので、内容は基本的に『Gガンダム』VS『ガンダムW』+『初代』&『未放送80年代作品』という構成で合計30体使用可能という、プレステ末期ということもあって20ドルの低価格とは思えない豪華ボリュームで発売された。
システム面では避け動作が体力ではなく専用のブーストゲージを消費するようになり、ストーリーモードでは『Gガンダム』から、ゴッドガンダム(海外では宗教上の都合で名前が「バーニングガンダム」に)、ガンダムマックスター(まぁアメリカ代表だし)、マスターガンダム、『ガンダムW』からはウィングゼロカスタム、デスサイズ、トールギースⅢ、そして初代ガンダムからもガンダムRX-78とザクⅡSの計8体が選択可能。またゲーム中この8体のみ必殺技がカットイン&ボイス付きなのだが、残念ながら外国の声優なので掛け声の演技特にGガンキャラは聞くに堪えない酷さである。それだけに是非とも日本語版を発売して欲しかったものだが・・・

ちなみに前作からはゼータガンダム、キュベレイ、ジ・オ、ハンマハンマの4体は削られてしまっているが、実はデータ自体はディスクに存在しており、プロアクションリプレイなどのチートデバイスを使用することでプレイが可能となるため、何故に削除されたのかは理解不能。34体より30体の方がキリが良いとでも思ったのか、Gガンの放送が終了するまでZの機体は温存しときたかったのか・・・前作には既にいたけど。

 

SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.12 機動武闘伝Gガンダム THE バトル

発売: バンダイ&D3パブリッシャー 開発: ナツメ

プレイステーション2002年10月10日

 

北米用に発売された『バトルアサルト2』はそれまで自称ピュアリストどもに散々「邪道」呼ばわりされてきたGガンダム好きとしては目からウロコが出るほど喜ばしいものであったが、後日発売された日本版では日本語ボイスを追加するだけで良かったものを、バンダイは何をトチ狂ったのかGガンダムガンダムWを別々に分けてそれぞれを2000円のシンプルシリーズとして発売することになった。登場機体がどっちの作品からも7体ずつしか登場していなかったので、てっきり日本版向けにシュピーゲルやライジングあたりでも追加するのかと思いきや、結局『バトルアサルト2』に登場した初代ガンダムやザク、サイコガンダムやZZガンダムなど旧作品の機体が隠しで11体解除されて合計18体となり、更にガンダムWの方のゲームも購入して、そちらのセーブデータをロードすることでエピオン以外のW機体6体が使用可能となり合計24体になるが・・・何故か『バトルアサルト2』では使えたエピオンに加え、ハイドラガンダム、νガンダム、サザビー、ジオング、ハイゴッグの5体も登場しないため、『バトルアサルト2』より機体が6体も減ってしまっている。
そもそも、せっかくの『Gガンダム』VS『ガンダムW』というコンセプトも、たとえ両方購入しても互いのボスキャラ同士(デビルガンダムとガンダムエピオン)を対決させることが出来なくなってしまっているため台無しになっているわけで、この日本版の企画を思い付いたパープリンな責任者は責任持って切腹するべきである。ストーリーモードでは『W』や初代』の機体の代わりに、ドラゴン、ローズ、ボルトのものが追加されたが、『バトルアサルト2』にはあった個別の専用エンディングは無くなっており、声優代もケチったようで日本語ボイスも追加されるどころかカットイン&ボイスそのものが完全になくなってしまっている・・・

 

SIMPLEキャラクター2000シリーズ Vol.13 新機動戦記ガンダムW THE バトル

発売: バンダイ&D3パブリッシャー 開発: ナツメ

プレイステーション2002年10月10日

 

Gガンのセーブデータをロードすることで、デビルガンダム以外のGガンキャラ6体を追加できる。
Gガンの方のゲームでは使えなかったガンダムエピオン、ハイドラガンダム、
νガンダム、サザビー、ジオング、ハイゴッグが使える代わりに、
デビルガンダム、ZZガンダム、ザクⅡ、ボール、クィン・マンサ、ガンダムGP-02が使えない。
けっこう勘違いしてる人も多いが、北米で発売された『バトルアサルト2』も元々フルプライスではなく、19.99ドル(約2000円の低価格だったため、この『G』と『W』に分けられた日本版というのは別に「低価格になったから使用キャラ数が減った」のではなく、単純にメーカーが2つ買わせて2倍儲けようという魂胆だった上に、北米では2000円で30体使用できたゲームが日本では4000円払っても24体しか使えないという詐欺仕様となっているのである。

 

BATTLE ASSAULT 3: Featuring Gundam SEED

発売:BANDAI  USA  開発:ナツメ

北米版プレイステーション22004年12月7日

 

海外でのみPS2用に発売された、シリーズ初のポリゴンによる3D格ゲーでありながら最終作でもある。当時新番組だったガンダムSEED』を全面に売り出しているが、隠しキャラとして『Gガンダムからゴッドとマスター、ガンダムW』からウィングとトールギースも参加している。何故か日本では未発売で、必殺技のボイスもやはり全て英語な上にやはりヘタクソ。