ハドソンの『天外魔境』というRPGシリーズのキャラを使って格ゲー化した物。原作を知らないので、見た感じキャラデザインが『魔神英雄伝ワタル』っぽくなった『富士山バスター』という印象。ストⅡのような6ボタン形式で、体力が低くなってゲージが点滅すると超必殺技が使えるようになる辺りは餓狼2。アーケードカードを使用しているだけあってキャラのグラフィックは16ビット格ゲーにしてはなかなかサイズも大き目でそこそこ滑らかに動き、グラフィックやシステムを含めて全体的に当たり障りの無い無難な出来。格ゲーが苦手なRPGファンを考慮したのかCPUの難易度は低めで、原作が好きで格ゲーもちょっとやるって人なら多分楽しめる。2008年にPSPで発売された『天外魔境コレクション』に他のRPG作品と一緒に収録されている。
PCエンジン版が発売されて半年もしない内にアーケードやネオジオで発売された開発元が異なる『天外魔境真伝』では、主人公と猿を除いて登場人物はすべて入れ替わっているようで、そちらのプレイスタイルはストⅡよりもサムスピに近いが、残念ながらPSPのコレクションには収録されていない。一応PCエンジンの後継機として発売されたが短命に終わってしまったPC-FXでも『天外魔境
電脳絡繰格闘伝』という、SFC版『幽☆遊☆白書』のような戦闘シーンにアニメを使用したビジュアルバトルゲームも発売されたが、そちらも結局PSP版には収録されず。
・VSモードでガープを使用
VSモードのキャラ選択画面で→×6、←×2、→×4。もしくはシナリオモードを難易度8でクリア。
・シナリオモードでラダ・エム・アンクを使用
ラダ・エム・アンク戦で2P側が乱入し、タイムオーバー等で引き分けると使用できる。 |