サターン&プレイステーション向け家庭用32ビット機専用の続編で、前作同様北米ではPC向けにDOS版も発売されている。『モータルコンバット』でお馴染みのフェイタリティも追加され(もちろん実在レスラーを使用しているので、さすがにモーコンのようなスプラッター表現はないが)、ブレット・ハート、ショーン・マイケルズ、アンダーテイカーの3人以外はすべて新キャラでプレイアブルキャラが8人から10人に増え、ステージも各キャラ専用の物が用意されたが、開発チームがアーケード部門のミッドウェイから家庭用移植専門のSculptured
Softwareに変わったこともあってか、グラフィックの質が大幅に落ちてしまった。それにしても時期的にわずか2ヶ月間の復帰を遂げていたアルティメット・ウォリアーを使うことができるのが、ちょうど奇跡的なタイミングだったといえる。
ちなみに「イン・ユア・ハウス」というのは、WWFが1995年からペイパービューイベントを毎月行うようになってから、1月の「ロイヤルランブル」、3月の「レッスルマニア」、6月の「キング・オブ・ザ・リング」
、8月の「サマースラム」、11月の「サバイバーシリーズ」の5大イベント以外の月のペイパービューがそう呼ばれていた。欲年96年からは毎月後ろにサブタイトルが付く様になり(例:「イン・ユア・ハウス10:MIND
GAMES」など)、99年からは「イン・ユア・ハウス」は一切使わずに毎月それぞれ個別のタイトルで呼ばれるようになった(例:「No
Mercy」など)。
|