鬼眼の狂   椎名ゆや  

紅虎

 

真田 幸村

 

猿飛 佐助

 
 



 


 

 



 


 

壬生 京四郎

 

アキラ

 

梵天丸

 

真尋

 

 




 


 

 

 

徳川 家康

 

織田 信長

 

狂の躯

 

 

SAMURAI DEEPER KYO

発売:バンダイ 開発:ピックパック・エアリアル

プレイステーション(20021212日)

 

バンダイはスーファミの末期もそうだったが、プレステ1の末期でも北斗の拳 -世紀末救世主伝説-ガンダム・バトルアサルトシリーズ開発はどちらもナツメや、犬夜叉 戦国お伽合戦シャーマンキング スピリットオブシャーマンズ開発はどちらもディンプス仮面ライダーV3開発はKAZe)等といった、やたらとクォリティの高いキャラゲーを立て続けに発売している。そしてこの『SAMURAI DEEPER KYO』の開発元は「ピックパック・エアリアルという聞いたこともない所で、その見た目の第一印象や演出などから月華の剣士を彷彿させるため、よく同スタッフが関わっているという噂を聞くが、とりあえずギルティ・ギアXや『ギルティ・ギアXXのアーケード版の製作には関わっているらしい。
その『月華の剣士と見間違うような2Dグラフィックはかなり綺麗なもので、システムも「相殺ラッシュという鍔迫り合いやアシストという自動と手動の切り替えが可能なストライカーシステム、タイムオーバーになると普通は体力の多い方が判定勝利となるところが、かわりに奥義でしかトドメがさせないサドンデスラウンドが開始されるなど、あらかじめ「バンダイのキャラゲー」という潜入感を持って入ると、なかなか凝った造りに驚きを隠せないものである。しかし残念なことに根本部分はとても良く出来ているのに、明らかに開発期間が足りなすぎて作り込みが浅くなってしまったことが伝わってきてしまうのがバンダイの影響というものである。通常攻撃は○ボタンのみで、△、X、□3つとも必殺技ボタンというアンビリーバボーな仕様なのだが、近、中、遠距離で3パターンに変化するなど決して絵の枚数が少ないわけではなく、やろうと思えば普通に弱、中、強ボタンにすることも出来ただろうにと思うと、どうにも悔やまれる。パッケージの裏には「総勢21名のキャラが入り乱れる」とあるが、実際には12人のみが使用可能で残りの9人はアシスト専用キャラというのも原作ファンにとってはガックシくる部分ではないだろうか・・・結論:惜しい出来。