キャロルとニコラが削除された変わりにロザとキム・スイル(餓狼シリーズのキム・カッファンの子孫)が追加され、システムは前作の特徴だったライン移動とギミックステージを丸々排除し、96年頃には何かと多かった2対2のタッグ戦形式となったが、同システムを搭載した他の格ゲーと違ってチームメイトが1人でもKOされると試合終了になってしまう。それもあってか、ラスボスの真・獅子王戦はCPUの難易度が高すぎて普通の人間ではまず勝てない。それ以外の造りはかなり良く出来ているのにもったいない。
4人分のデータを同時に読み込まなければならないため、ロード時間が異常に長いネオジオCDでは発売できず、『XMEN
VS ストリートファイター』や『グルーヴ・オン・ファイト』のようにサターンで4メガ拡張ラムカートリッジ対応にしてれば余裕で移植できただろうに、結局2007年にPS2で『風雲スーパーコンボ』が発売されるまでは10年以上もの間、3万円もするネオジオカートリッジ版以外の家庭版が存在しなかった。