中国の古典『三国志』を原作とした、台湾のメーカーIGSによるベルトアクション。あたりまえだが、同じく三国志を題材とした日本の漫画『天地を喰らう』を原作としたカプコンの『天地を喰らうⅡ-赤壁の戦い-』と主要キャラが被っていて、違う視点から見れるのがちょっと面白い。関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬超の五人に加え、隠しキャラとして諸葛亮、張遼、貂嬋の三人の合計8人が使用可能。後に隠しキャラが最初から選択可能なアップグレード版『三国戦記PLUS』もリリースされ、張飛と黄忠の性能&色違いバージョンも選べるようになった。また、この作品からIGSのドット技術が一気に上達し、国産の有名どころに勝るとも劣らないクォリティになっており、ルート分岐があったりと色々気合も入った造りだが、ゲーム内容は掴みや投げ技がないせいか途中からどうも長ったるく感じてしまう。 |