動物を大切にしないやつは死ぬべきだ!と言わんばかりに、悪い密猟者達をロケットランチャーや手榴弾で木っ端微塵のバラバラに吹っ飛ばす正義(?)の冒険家達を操るダブルドラゴンタイプのベルトアクション。相手がミニスカートのオネェさんだろうがそんなこたぁ知りません。動物をイジめるようなク○ビッ○はコナゴナになって地獄に落ちろって感じの、とてもぶっ飛んだナイスな世界観が魅力的。ゲーム中の所々でイジめられている動物を助けると、その助けた動物がお礼として敵を踏み潰したり食い殺したりしてくれちゃいます。基本的に映画などで動物が死ぬと視聴者はとっても悲しむが、何故か人間ならどんな酷い目に遭おうと知ったこっちゃないっていう心理的な部分をうまく利用しているわけですな。
題名の『ルナーク』とはRUNE(呪文)とARK(秘宝)の造語(情報提供:竜大様)らしいですが、海外版の題名『Growl』は動物のうなり声という意味。アーケード版では4人同時協力プレイも可能だがメガドライブ版は1人専用で、しかも何故かストーリーがすべて英語になっているが、アーケード版では名前の設定がなかった主人公達に新しく名前が付け加えられている。
2005年に発売されたPS2の『タイトーメモリーズ上巻』に収録されているが、このゲームの肝心な売りの一つ「敵がバラバラになる演出」が規制されてしまっているので要注意。こんなレゴブロックが崩れたような演出ぐらいでキャーキャー喚いて規制する今の日本のゲーム業界にただただ唖然とさせられるばかりである。 |