ポール
ボビー
ライオットシティ
販売:
セガ
開発:ウェストン
アーケード(
91年5月
)
いわゆる劣化ファイナルファイト。キャラを選択することはできず、
1
P
側はポール、
2P
側が自動的にボビーを使う事になる。キャラのアニメーション枚数が少なく、ミョーにカクカクした動きもやたら気になる。ゲーム中に武器なども一切存在せず、掴みはあるが掴み攻撃はなく、掴んだら投げることしかできないため、最初から最後まで単調な展開となり、
1
面をクリアした時点で飽きやすい。せめて武器と掴み攻撃を追加するだけでも随分違っていただろうに。
ホーク
トニー
クレスト・オブ・ウルフ 狼的紋章
販売:
ハドソン
開発:ウェストン
PC
エンジン
SUPER CD
(
1993年2月26日
)
タイトルだけでなく、主人公二人の外見と名前が
「
ポール
」
→
「
ホーク
」
、
「
ボビー
」
→
「
トニー
」
に変更され、海外のタイトル名は『
Riot Zone
』。移植とか続編というよりは、開発元が版権をセガに取り上げられて仕方なく別の販売元から別のゲームとしてリメイクせざるを得なかったといった感じ。開発元のウェストンとアーケード版の販売元であるセガの間に何があったのだろうか。とりあえず主人公がポールからホークに変身したことで、よりファイナルファイトのコーディーっぽい外見になっており、ヒップホップダンサーっぽいキャラだったボビーが、白人のモヒカン男トニーになったせいであの陽気な歩き方がやたら不自然にみえてしまう。ステージにも部分的にライオットシティの面影が残っているところもあり、今回は
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人同時プレイがなくなったことでライオットシティでは出来なかったキャラ選択はできるようになったが、肝心の操作面はまったく進歩していなかった・・・