2P版と4P同時プレイ版の2種類が存在し、グラフィックはセガの大好きなリアル調でモーションも中々滑らかでがんばっており、ベルトアクションにおいてはレバー2回入れのダッシュやダッシュ攻撃など、当時としては斬新な要素も含まれている。しかし敵の種類がやたら少なく、プレイヤーの攻撃が複数の敵には同時に当たらず、一度に一人にしか攻撃が出来ない上に、敵の仰け反り時間が短いせいかコンボを途中で遮られることが多く、この手のゲームにおいては致命的とも言える。投げ技も普通に掴むのではなく、
ダブルドラゴンのように攻撃を当ててよろけた所を投げるという仕様で、ピンチの時に行えるメガクラッシュに相当する技が存在しないため(それもある意味リアルとも言えるが)全体的に爽快感に欠ける。 |