格ゲーマーにはマーヴルVSカプコンでお馴染みのキャプテン・コマンドー。ファイナルファイトに次ぐカプコンによるベルトアクションで、同時に4人まで協力プレイが可能。スーファミ版ではさすがに2人までが限界で、その他にもロボットの乗り物が登場しない、翔の攻撃で敵が真っ二つにならない、敵の女性キャラの露出度が抑えられているなど色々と不完全な部分が目立つ。特に真っ二つの件と露出度に関しては海外市場を意識したのか何か知らないが、日本版でもそういった規制がかかっているのは非常に腹立たしい。今思えば、最近のデッドライジングなどで見られる日本のカプコンによる自主規制はこの辺から始まったのだろうか・・・。反面プレステ版はかなり忠実に移植されているようでプレミアが付いてしまい、中古屋では随分な値段に跳ね上がっている。かつてはメガCD版も発売される予定だったらしいが、ハードの死亡と共にお蔵入りしたらしい。
海外版では、「フーバー」→「ベビーヘッド」、
「翔」→「ギンズー・ザ・ニンジャ」、「ジェネティー」→「マック・ザ・ナイフ」など、相も変わらずカプコンUSAによる意味の分からないキャラ名変更が施されている。ところが、2004年にカプコンがカプコンUSAにストリートファイターやファイナルファイトの貴重な版権を売り渡してしまったついでにキャプテンコマンドーまで売り渡したのかなんなのか知らないが、2006年には海外でのみX-BOXとPS2で発売された『Capcom
Classics Collection Volume 2』に、PSPでは『Capcom
Classics Collection: Remixed』に収録されている。 |