普通の横スクロールアクションゲームだった前2作と違ってファイナルファイト系のベルトアクションになったPARTⅢ。主人公は普段は普通の人だが、80年代に大ヒットしたスプラッター映画シリーズ『13日の金曜日』に登場するジェイソンのホッケーマスクにそっくりな呪いの仮面「ヘルマスク」の力で恋人を怪物たちから救い出すという内容。水晶を集めて発動させると一時的にパワーアップ状態に変身が可能で、全体的に操作性やダークな雰囲気は中々良く出来ているが、道中たくさんの部屋で区切られてちょっとした迷路になっており、その上時間制限があるというのもイマイチ邪魔で、日本版においてもストーリーデモが何故か英語というのも解せない。
主人公の見た目もそうだが、タイトルの「PART3」という表記も『13日の金曜日』シリーズにちなんでおり、その影響か海外版でのタイトルは普通に「Splatter
House 3」になってたり、一作目の海外PCエンジン版ではマスクの色が紫になってたりする。ちなみにこの3作目のみ何故かヨーロッパでは発売されていないが、2010年にXBOX360とPS3で海外の開発元による、海外でのみ発売されたリメイク版では１～３作目がオマケとして収録されている。 |
