ブレイカーズ |
MVS(97年12月17日)210メガ |
ネオジオ(97年3月21日) |
ネオジオCD(97年4月25日) |
もとは94年頃に発売される予定だったが、何故かお蔵入りになってしまった『天麟の書 死嘩護』というゲームを、2-3年後の忘れかけた頃に製作が再開され、この「ブレイカーズ」という作品として復活というかリメイクされたわけだが、時期的にすでに格ゲーブームはピークを過ぎてしまい、人気シリーズの続編以外は見向きもされなくなってしまっていたため、やりもせずに「古臭い」だの「パクり」だのとさんざん言われてまともな評価すらしてもらえないまま消えてしまった不幸な作品。96年のMVS・ネオジオにおいては、他の作品の続編物と比べると使用可能キャラが少な目という以外に、どの辺が「古臭い」などと言われる要素なのかイマイチ理解に苦しむが、大き目なキャラが滑らかに動き、派手なエフェクトに繋げ易いコンボや、わかりやすく馴染み易いシステムと、あえて言うならCPU戦のAIがちょいと強すぎるぐらいしか文句の付け所が見当たらないほどにクォリティが高い、とにかく「過小評価」というイメージが強い不遇の名作。
ちなみに仮タイトルがまだ『天麟の書 死嘩護』だった頃、海外の雑誌で発表された名前は『クリスタル・レガシー』。 |
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