モータルコンバット・アドバンス

開発:Virtucraft 販売:MIDWAY

2001年12月12日(米国)

 

タイトルは違うが、実際には『アルティメット・モータルコンバット3』の移植。基本的にSNES(米国スーファミ)版をベースにしているため、それと同じようにシーヴァが削られているが、それ以前にもはや別物レベルに移植度が悪い。



クン・ラオ サブ・ゼロ キタナ ソニア ジャックス 加納 ケンシ リ・メイ フロスト
 
       
    スコーピオン シャン・ツン クァン・チー    
 

モータルコンバット・デッドリーアライアンス

開発:Criterion Games 販売:MIDWAY

2002年11月20日(米国)

 

前作の『モータルコンバット4』が不評だったことでアーケードからは撤退し、家庭用ハード向けとなってPS2、XBOX、ゲームキューブで発売されたシリーズ5作目のGBA版。タイトルに「5」は含まれていないが、タイトルロゴのデザインはローマ数字の「X」を意識したもので、前作MK4でキャラクターが実写からポリゴンにはなったものの、プレイスタイルはまだ比較的2Dよりだったのが、今回で本格的にシリーズ初の3D格ゲーになった。このGBA版では、ナムコの『鉄拳アドバンス』と同じようにポリゴンのキャラモデルをスプライトとして取り込んで、それを3Dフィールドで動かすという無理矢理なんちゃって3D格ゲーとなっているが、やはり容量の問題でキャラ数は据え置きハード版の約半数となっている。
システム的には前作MK4で追加された素手→武器モードの切り替えに加え、各キャラが『ストZERO2』に登場する「元」のように戦闘中に2つの流派を切り替えることができるようになったが、ハッキリ言ってわざわざ全キャラに装備させるようなシステムとは言えない。

ちなみに前作までシリーズ通して主役を務めてきたリュウ・カンは、据え置き版のオープニングムービーで殺害されており、あっさりと「死亡した」ということで、今作ではどの機種にもプレイヤーキャラとしては登場していない・・・










ライデン ジョニー・ケイジ レプタイル サイラックス ボー・ライ・チョー マヴァド ニタラ ドラミン スー・ハオ
 
       
   
 
  スコーピオン   シャン・ツン   クァン・チー   ヌーブ・サイボット   セクター   サリーナ  
 

モータルコンバット・トーナメントエディション

開発:Criterion Games 販売:MIDWAY

2003年8月27日(米国)

 

GBA版デッドリーアライアンスには容量の都合で入りきらなかった他のキャラ達と前回のキャラ達を入れ替えたバージョン(スーファミ版『ファイナルファイト』でいうところの『ファイナルファイト・ガイ』みたいなもん)。ストーリー上のボスキャラであるシャン・ツンとクァン・チー、そして超人気キャラのスコーピオンの3人のみが引き続き登場し、残りは総入れ替えでキャラが違うという以外はまったく同じ内容。流石にそれだけだとなんだってことでプラクティスモードの追加に加え、オリジナル要素として据え置き版にも登場しなかった、ヌーブ・サイボット、セクター、サリーナの3人が新たに追加された。とはいえ、グラフィック的にはヌーブ=スコーピオンの色違い、セクター=サイラックスの色違いなので、容量の面で前作より増えたのはサリーナ1人分のデータだけだが、このサリーナというのはMK4にも登場したクァン・チーと同じく『モータルコンバット・ミソロジーズ サブ・ゼロ外伝(日本では未発売)に登場したキャラで、プレイヤーとして使えるのは今回が始めてとなる(が、中身は前作にいたソニアの流派1とフロストの流派2、そしてリ・メイの武器モードを合わせたコンパチキャラだったりする・・・)
ちなみに元々予定されていた今作のタイトル名は『モータルコンバット・デッドリーリベンジ』だったらしいが、何故か『トーナメントエディション』 というよーわからんタイトルになったらしい。