テリー・ボガード アンディ・ボガード ジョー東 リョウ・サカザキ ロバート・ガルシア キム・カッファン
 







草薙 京 二階堂 紅丸 大門 五郎 アッシュ・クリムゾン 神武
(シェン・ウー)
堕瓏
(デュオロン)
 








麻宮 アテナ 椎 拳崇
(シィ・ケンスウ)
鎮 元斎
(チン・ゲンサイ)
レオナ・ハイデルン ラルフ・ジョーンズ クラーク・スティル
 

 
八神 庵 ライデン   マチュア エリザベート・ブラントルシュ
 

ザ・キング・オブ・ファイターズ XⅡ

TAITO TYPE X 22009410

X-BOX3602009730

プレイステーション32009730

グラフィックをHD向けに完全リニューアルして見た目はかなり新鮮になり、『あすか120%』や『ガーディアンヒーローズ』 等にあった通常技や必殺技の相殺システムも導入されたが、開発期間が足りなかったのかキャラ数がたったの20人というシリーズの中で最も少なく、各キャラの新しいグラフィックが間に合わなかったのか必殺技も大幅減少、ストーリーどころかラスボスすらいないという作りかけ感丸出しの状態で発売された。X-BOX360とPS3に移植された際に、おそらくアーケード版には間に合わなかったものと思われるマチュアとエリザベートが追加され、キャラ数が合計22人になったがそれでもKOF94より3人も少ない。それだけにやはり売り上げも相当に酷かった様で、あちこちで2009年度もっとも残念なゲームとまで言われてしまった。仮にもお金を取る企業である以上、きちんとある程度は作り込んでから発売しましょう。あと、アテナの新デザインはおかしすぎます・・・

 











タクマ・サカザキ 不知火 舞 ユリ・サカザキ キング ホア・ジャイ ビリー・カーン
 





K’ マキシマ クーラ・ダイアモンド バイス 斎祀
 








斎祀変身 血の螺旋に狂うアッシュ 炎を取り戻した庵 ネスツスタイル京 Mr.カラテ
 

ザ・キング・オブ・ファイターズ XⅢ

TAITO TYPE X 22010714

X-BOX3602011121

プレイステーション32011121

前作KOF12が本来あるべきはずだった姿・・・と思われる。ストーリー的にはKOF2003→KOFXIに続くアッシュ編最終章。キャラは女性格闘家チーム(舞、ユリ、キング)に加え、タクマ、バイス、K'、マキシマ、クーラ、そして餓狼伝説からKOFシリーズでは初登場となるホア・ジャイの9名が追加された。システム的には前回追加された相殺システムは排除されたかわりに、MAX発動させることでNEO MAX超必殺技が使用可能になるハイパードライブという新ゲージが追加され、他にもゲージを仕様するEX必殺技や、必殺技を必殺技でキャンセルするドライブキャンセルなど全体的にゲージ周りの仕様が楽しくなった。
不満点としては中ボスの「斎祀(変身)」とラスボスの「血の螺旋に狂うアッシュ」が超反応で当身技やプレイヤーを長い間操作不能にする技を多用するというやたらイライラさせる性能であり、新しく追加された舞とユリの新デザインはアテナ程ではないにしても、やはり巨頭症に見えてしまってかなりの違和感があり、背景にはもはや人間の形すらしていない不気味なデザインの人物が妙に多いのも気になるところ。他にもテリーにパワーダンクがなかったり、リョウの虎皇拳が相変わらず飛ばなかったり、暫烈拳がやたらと覇王翔吼拳に化けやすかったりと色々不満もあるが、なんだかんだでシリーズ中最悪の評価だった前作と比べると大幅な進歩を遂げたと言える。

家庭版では新しくストーリーモードに加えて、ビリー・カーンと斎祀が追加され、有料DLCとして「炎を取り戻した庵」、「ネスツスタイル京」、「Mr.カラテ」の3人のコンパチキャラが配信された。個人的にはビリーを追加したのなら影二や山崎あたりも追加してもらいたいところだが・・・とりあえずカラー選択時にセレクトボタンを押すことでライデンの顔をビッグベアに変更したり京の衣装を学ランに変えたり出来るのは地味に嬉しいところ。