ジョジョの奇妙な冒険

空条 承太郎








空条 承太郎 ジョセフ・ジョースター モハメド・アヴドゥル 花京院 典明 ジャン・ピエール・
ポルナレフ
イギー 誇り高き血統
ジョセフ・ジョースター
 


デーボ ラバーソール ホル・ホース ミドラー




















死神13 ンドゥール チャカ カーン アヌビス二刀流
ポルナレフ
 







マライア アレッシー ペットショップ ヴァニラ・アイス 邪悪の化身ディオ ! ! D I O

 

ジョジョの奇妙な冒険

アーケード(9812月)CP-システムⅢ

プレイステーション(991014日)

 ドリームキャスト(991125日)

CDドラマやOVAシリーズとなり、スーファミでバイダイグループのコブラチームによるRPGが発売されたりと、なにかと人気が高かったジョジョの第3部がカプコンの手によってとうとう格闘ゲームになった。ストⅢと同じくCPS3で開発されており、最大の特徴は本体モードとスタンドモードの存在。ボタンの内訳は少々変わっていて、弱攻撃、中攻撃、強攻撃、スタンドボタンの4つになっており、スタンドボタンでスタンドモードに切り替えるとスタンドを発動し、それぞれのスタンドの能力や必殺技が使えたり、相手の必殺技もノーダメージでガードできたりチェーンコンボなどの連続技が可能になったりする。また、それぞれのスタンドにはスタンドゲージというのがあり、これはスタンドモード時にダメージを受けると減ってゼロになるとスタンドクラッシュという現象が起き、一時的にスタンド操作ができなくなり、本体モードにしていると回復していくというもので、これをうまく使いわけながら闘っていくことになる。他にも本体モードでしか使用できない、攻撃ボタン3つ同時押しによる「回り込み」という投げ判定は残っているが、一定距離を前進し相手をすり抜けることができるというヒジョーに便利な回避技と、ダンデムアタックという↓ ←+スタンドボタンでゲージ1本消費して発動するストZERO2のオリジナルコンボのようなのも使えるが、あまり実用性はないと思われる(少なくともうちの周りで使いこなせた者はいなかった)。
そして何よりも目立つのが、やはりカプコンのこの原作に対するただならぬコダワリである。ゲーム中にジョセフがアレッシーに若返らされた時は2部の若いジョセフになったり、DIOで時を止めてナイフを投げると当たる直前に止まったり、ボーナスステージでンドゥールや死神13のミニゲームから乱入された時の「新手のスタンド使いか!?」というセリフまでとにかく細部までこだわりぬいた出来でファンを喜ばせた。また原作では本体の姿形が登場しなかったミドラーは今回荒木飛呂彦先生による書き下ろしデザインなのだが、この頃にはすっかり絵柄が変わってしまっていたため、ゲーム中では絵柄が3部のものに近かった4部の山岸由花子の顔を使用し3部らしさをキープするというこだわりよう。そして家庭用ではCPS3にスペックで劣るプレステに移植する際には、やはりスタンドの色数やアニメーションパターンがが明らかに削られていたものの、スーパーストーリーモードという、力技で3部のキャラを全キャラ登場させたモードが追加され、ストーリー部分にもミニゲームや声優によるボイス等が追加されていて、作品に対するただならぬ愛が証明された。ただ無念なことにソニーの方針のせいか、血の表示がすべて消され、承太郎の咥えタバコまで規制されてしまうという悲劇からは逃れられなかった。(アメリカではアーケード版でも血の色が白にされていたため、実はカプコンUSA絡みではないかと思われる)

 

ジョジョの奇妙な冒険 -未来への遺産-

アーケード(999月)CP-システムⅢ

 ドリームキャスト(991125日)

 

前作のアップグレード版で、細かいバランス調整に加えて使用キャラが13人から21人に増えた。ただ新キャラの何人かは「アヌビス二刀流ポルナレフ」とか「恐怖をのり越えた花京院」、ボインゴと組んだホル・ホースなどの使いまわしキャラだったりするが(といいつつ二刀流ポルナレフは持ちキャラだったりする)。更に欲をいえばカーンとかいうアヌビスの刀を拾っただけの散髪屋のオヤジなんていう明らかにマニアックすぎてどーでもいいキャラを登場させるよりは、開発段階で没になったジョセフ以外の第2部キャラ達をもっと出して欲しかったです。カーズとか。
前作の移植であったプレステ版では、全体の調整はそのままで今作の新キャラも含まれているという内容だったが、ドリームキャスト版ではプレステでは再現できなかったアーケード版の完全移植に加えて、前作とのカップリングで両方選べるようになっている。ただしプレイステーション版の売りでもあったスーパーストーリーモードは後から発売されたにもかかわらず追加されていなかった。ので、両機所有している者にとっては結局「スーパーストーリーモード」を選ぶか「完全移植」を選ぶかという選択になった。(そして両方買った者達はまんまとカプコンの策略にハメられたのであった)